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 過激派組織「イスラム国」に殺害された米国人ジャーナリスト、ジェームス・フォーリーさんの母親ダイアン・フォーリーさんが4日、ワシントンで開かれたシンポジウムに出席した後に朝日新聞の取材に応じた。ダイアンさんは、紛争地帯で取材するジャーナリストの役割の大きさを訴えた。

 ジェームスさんは2012年に内戦下のシリアに入り、行方不明に。「イスラム国」が昨年8月、米軍が空爆を始めたことへの報復を理由として、殺害する映像を公開した。

 ダイアンさんは「私はジェームスを誇りに思うし、日本のジャーナリストも誇りに思う。彼らの死が無駄にならないことを祈っている」と話した。「息子は声なき人々に声を与えることに情熱を抱いていた。ジャーナリストらの勇気と献身により、私たちは世界で起きている苦しみを知ることになる」とも語った。