僕は声優さんが出演するイベントによく足を運びます。
ひとつイベントと言っても、ライブやトークショー、他には"接近戦"と呼ばれるお渡し会や握手会など、様々です。
今回はその"接近戦"について思っていることを書きます。
「声優」という職業上、我々は日常生活の中でアニメを見ることやラジオを聞くことなど、一つ、いや、さらに先の壁越しでしか声優さんに触れることはできません。
しかし、自分が好きな声優さんに会ってみたいと思う気持ちは誰しも抱くことであり、アニメ系のイベントに声優さんが出演するということが増え、そのような機会を利用すれば簡単に声優さんの姿を生で見ることができます。
イベントに足を運び、普段なかなかアニメ越しで声のみでしかほとんど触れることのできない声優さんを直接自分の目に焼き付けるということは最早、日常生活ではありえないことです。
そのような非日常を味わいたくて僕は声優さんの出演するイベントに足を運んでいる節があります。
そのイベントの中でも"接近戦"と呼ばれるものは声優さんと直接お話しができる機会になります。
声優さんと直接お話しをするわけですから、ステージに立っている姿を客席から見るライブやトークショーなどと違い、本当にゼロ距離と言っても間違いないくらい憧れの声優さんに近づくことができ、それだけではなく、声のプロである声優さんの"声"で直接自分の鼓膜が振動するのです。
そんな完全に非日常である声優さんと接近するイベントに足を運んだ人の一例です。
ぼく「シャツとセーターで似たようなスタイルですよね」
種田梨沙さん「お揃い感ありますよね!(ここで剥がされる)…可愛いです!私、青大好きです!」
ぼく「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
— I AM ラブライバー (@takacharming) January 18, 2015
見ての通り数秒間しかお話しをすることが出来ないことがほとんどで、あらかじめ何を話せば良いのか考えておかなければ、「今日は来てくれてありがとうございました!」と言われる程度の会話と呼べるか微妙なもので終わってしまうことがあります。
それでも十分嬉しい気持ちになるのですが、せっかく声優さんと直接お話しができるのですから、よく考えてから"接近戦"に挑む必要があると思います。
自分が"接近戦"のあるイベントの参加が決まった時点で何を話そうかと考え始めるのですが、その時からワクワクや良い緊張を味わえるので、イベントが始まる前から始まっていると言えなくもないです。
しかし、憧れの声優さんを前にすると頭が真っ白になってしまうことがほとんどで、何週間も前から用意していたことが全てなくなってしまうなんてこともあります。
種田梨沙さん「さっきぶり〜!」
ぼく「!?…(めっちゃ戸惑う)…(3人からもらったカードの絵柄が揃う)うわっ!揃いました!」
種田梨沙さん「すごーい!」
(剥がされる) pic.twitter.com/38LX5CoTLk
— I AM ラブライバー (@takacharming) January 18, 2015
ぼく「愛知から来た甲斐がありました!」
種田梨沙さん「愛知県!いいですね!ありがとう!」
ぼく「ありがとうございました!…(♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡)」
— I AM ラブライバー (@takacharming) January 18, 2015
上記は先ほどの例の、その日2回開催されるイベントの2回目です。
2回目だから大丈夫だろうと気持ちに余裕があった*1としても予想外の発言を頂きパニックに陥ることがあるのでどうしようもない所があります。
だから接近したことを振り返ると「さっきぶり〜!」の返答が手元にあるカードの種類が同じ旨を伝えるというのは会話のキャッチボール的にどうかと思うことがあります。
ここで「さっきぶり〜!」の返答を「覚えてくれていたんですか?」みたいな感じにしてしまうと普通すぎて全くインパクト*2に残らないので、軽く会釈をして別の話題に転換できたことは、ある意味良かったことではないかと思われますが、次の人もいるわけですから早く去らなければならないので話を転換しても意味がないところがあります。
早く去ってもらうためにスタッフに剥がされても最後の一声をなんとか頑張ってみると、剥がされているのに関わらず声優さんがまだ話しかけてくれることがあるので諦めないことが大事だと思います。
しかし、こちらが去ろうとしているのに向こうからまだ話しかけてもらえること*3があり、そういうことをされてしまうと、とても嬉しくなるので別にしつこく粘り迷惑に思われないように振舞った方が良いかもしれません。
今回は一人の例しかあげなかったですが、"声優さんと直接お話をする機会は日常系のなかじゃない"ようなイベントにそれぞれどのように参加しているのか色々な意見を聞き、それをうまく活かせるように努力すれば、よりイベントを楽しめるようになれると思います。