東京湾岸を走る京葉線とりんかい線の線路はつながっているが、料金収受などに課題が残り、相互直通運転は実現していない。しかし、JR東日本が羽田空港アクセス新線の構想を発表したことなどを受け、沿線自治体が動き出した。(編集部)
東京湾岸を走るJR東日本の京葉線は、2015年3月のダイヤ改正から、平日データイム(10〜15時台)の東京─蘇我間で快速列車を毎時1往復増発する。これにより、同時間帯の京葉線と埼京線の快速は、そろって毎時3本となる。
JR東日本は、このダイヤ改正を発表する5か月前に、羽田空港アクセス線(新線)を介して羽田空港と東京臨海高速鉄道りんかい線、JR大汐線(東海道貨物線)を結ぶ3方面ルート案(臨海部・東山手・西山手)を示していた。
この構想が出るタイミングと同じ時期に、りんかい線の新木場駅2番ホームで京葉線方面の出発反応標識が稼動した。2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて動き始めた湾岸エリアの鉄道。競技場や選手村、メディアセンターなどが集結するりんかい線・京葉線エリアの動きを、写真を中心にみていく。
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