閉じる
閉じる
×
はじめまして、タケです。
突然ですがみなさんは、聖地巡礼というものをご存知でしょうか。
ここで言う聖地巡礼とは、アニメなどの舞台になっている場所をファンが勝手に回って有難がるというアニメファンによる愛情表現のことを指します。ガチの宗教的なやつじゃございません。
いやしかし皆さん、アニメって本当に素晴らしいですよね!
僕もアニメが大好きで、毎クール放送される深夜アニメは全てチェックしてますし、
親からは「アニメ」と呼ばれています。
そんな僕ですが聖地巡礼の経験はナシ、聖地巡礼バージンでした。キャッ。
初めては好きな人と…と決めていたので、今回は僕が一番好きなアニメの聖地巡礼に行ってきました。
まずはそのアニメを紹介します。
そのアニメとは・・・
「うららか☆流星群」
です。
最高のアニメなんですよこれが。ヤバすぎなんですよ。
いわゆる日常系アニメなんですが、個々のキャラクターが魅力的なのはもちろん、永遠に続くコミュニケーションの完成形がそこにはあり、とにかく最高です。
その癒し効果の高さからネット上ではよく
このアニメをヒトラーに見せていたら歴史が変わっていたと言われてます。
そんなアニメの舞台のモデルとなっているのが
埼玉県のとある街……らしいんですが、それ以上の事は
詳しくは明かされておらず、埼玉県のどこかであるという情報しかありません。
このままでは聖地巡礼ができません。マジ最悪。
「諦めるしかないか…」と落胆し、いつものようにコーヒーを老人にぶっかけるバイトに向かおうとしたその時、とある言葉が頭に浮かびます。
このアニメの登場人物の1人である円城寺ゆきちゃん(大天使)が、
第7話「ゆき マイクを持つよ!」で言っていたこのセリフ
「頑張れ!頑張れ!
辛いことがあるのは当然!
何かを望むなら
受け入れるしかない事実が!
あなたの意思とは関係なく発生するんだよ!」
メッセージ性が強すぎて初めてこのセリフを聞いた時は、食べたこともないフカヒレが混ざったゲロを吐いてしまいました。
ゆきちゃんの言葉に喝を入れられた僕は、このアニメの舞台のモデルになっている場所を少ない情報から探すことにしました。
そして……
3か所の聖地を見つけ出しました。
ということで紹介していきたいと思います!
うら星ファンの皆さん必見ですよ!
ではまず1か所目、最初に見つけたのはご存知「ビンカメチャオチ公園」です。
ここに行ってきちゃいました、羨ましいでしょう。
円城寺ゆき「じゃあいったん帰ってビンカメチャオチ公園に集合だねっ!」
古市ミナト「がってんしょうちのスケルトン!」
日暮リコ「言い回しが古い!そして少しオリジナリティを出すな!」
蔵良義メイ「…ミナトさん、勉強になります!」
日暮リコ「メイちゃん、ミナトから学ぶことは何ひとつないからね」
このアニメに登場する仲良しガールズ4人組は放課後になると、
「ビンカメチャオチ公園」に集まり、時には笑い、時には事件に巻き込まれ、
時には真剣に語り合い、多くの時間をここで過ごすのです。
このアニメのファンの僕からすると、「ビンカメチャオチ公園」は
天使たちが戯れる楽園、まさに桃源郷、マジ最高神空間なんです。
この公園を見つけたときは、かなり興奮しました。
※言う必要もないくらい有名ですが「ビンカメチャオチ公園」の正式名称は
「ビンゴカードがめちゃめちゃ落ちてる公園」です。
(本当いまさらですが、このアニメを見ていない方のために一応……)
まずはアニメ本編のキャプチャー画像を見てください。
このシーンめちゃくちゃ覚えてるな。
ゆきちゃんとミナトが砂場で遊んでいます。最高っすね。
リコも来ました。ここのミナトの土下座かわいかったですよね。
もちろんビンゴカードがめちゃめちゃ落ちてます。
これがアニメ内に登場する「ビンカメチャオチ公園」です。
ではここから、聖地巡礼に行った時に撮った写真を何枚か紹介しますね。
写真は一緒にいった友人に撮ってもらいました。
人生初めての聖地巡礼、めちゃくちゃテンションが上がりました。
「本当にビンゴカードがめちゃめちゃ落ちてるんだ~!」という普通すぎる事を
口にしながら友人と共に聖地を堪能しました。
「……」
「ここであの4人が過ごしてるんだぁ…」
感慨に浸ります。
僕の視界にはいるはずのない4人の姿が映っていました。
途中、あまりの感動に自分の腕とオムライスを間違えてしまいましたが、とにかく最高でした。
巡礼から帰ってきてアニメを見返したのですが、結構見え方が変わってきますね。臨場感がより一層増すというか、聖地巡礼にはこういう効果もあるのかと発見がありました。
「ビンカメチャオチ公園」堪能しました、ありがとうございました。
ではでは次の巡礼場所を紹介しますね。
その場所とは、第3話「みんな同じ!?」のお話に出てきたあの駅です。
うら星ファンの皆さんは「えっ!あの駅にもモデルがあるの?」とお思いでしょうが、あるんですよこれが。
監督の大内毒人(おおうちどくと)さんも、とあるインタビューの中で仰っていますしね。
このアニメを見たことない方にちょっと説明です。
古市ミナトという子がいるんですが、この子は元気いっぱいのお調子者、そしてどこでもすぐ寝てしまうという、なんともベタかわいい女の子なのです。
本当かわいいんですよ。
そんなことも踏まえて第3話「みんな同じ!?」に出てきたこのシーンを見てください。
3人がいろいろ話している中、ミナトだけ寝てしまいます。
いつものことですから他の子たちも気にせず話を続けます。
しかしこの後のシーンがこちらです。
ミナトが体温計に変わっています。
これには3人もビックリ!!
何とこの駅、寝ている間だけ体温計になってしまう駅だったのです。
なんだそれは。
こんなこともやってくるんだという制作側の攻めの姿勢を見れた良い回でした。
そしてこの話のオチがこのシーン。
全員が体温計になって終わります。
衝撃のオチでした。
ではまたここから、色々説明しながら聖地で撮ってきた写真を紹介していきますね。
まず駅に着いて最初に撮った写真です。
「普通の駅だな…」
最初の感想はまさにこれ。
何の変哲もない普通の駅でした。
軽く探索してみます。
「……」
「……」
「普通の駅だな・・・」
本当にここがあの駅のモデルになった場所なのか不安になりました。
完全に普通の駅なんです。
しかし、集めた情報と照らし合わせるとこの駅で間違いなさそう。
友人に見守ってもらいながら、とりあえずアニメと同様に眠ってみます。
ZZZ......
ZZZ......
ZZZZZ......
ZZZZZZZ......
ZZZZZZZZZZ........
友人「うわっ!!ウワアァァァアア!!!!!!!」
「えっ!?なにっ!?」
友人の大声で飛び起きます。
友人「セイッチ!ココっッツァ!セイイッチ!コッコンドゥ!セ一イィィィァァァアアア!!!!!!!」
急にテンションが振り切れた友人からカメラを奪い写真を確認します。
「スッゲ……」
生まれて初めて体温計になりました。
テンションが噴火してる友人のとなりで、興奮しながらも喜びを噛みしめました。
憧れのアニメの世界に入れた気がして感動しましたね。うまく伝えられませんがこの時の高揚感は凄かったです。なんか凄かったんですよ。高揚感が。とにかく感動でした。
感動しすぎて母親の子宮にいたころの記憶が全部戻りました、ありがとうお母さん。
いやしかし、この場所をモデルに使おうと思った監督の腕はさすがとしか言いようがありませんね。
もちろん監督だけでなく、こんなに素晴らしいアニメを作ってくれた関係者全員に感謝と尊敬を捧げます。
ちなみに体温計になってる間はノアの箱舟の操縦士になっている夢を見ていました。
聖地巡礼の旅、どんどん楽しくなってきました。好きなアニメの聖地巡礼がここまで良いものとは……高ぶる気持ちを抑えつつ、次なる聖地を探します。
それでは早いですが、次が最後の巡礼場所になります。
最後はどうしても行きたかった場所、そうです、彼女たちが通う「きらめき星中学校」です。
やはり最後はここでしょう。ここしかないでしょう。
さぁやってきました、ここが「きらめき星中学校」の聖地です。
一番来たかった場所なのでさすがにテンションが上がっていますね。
彼女たちが通っている学校!ついに来た!
さすがに校舎の中には入れないので行ける範囲で楽しみました。
第9話の体育会で4人が奮闘したグラウンドです!
では、写真で振り返っていきましょう。
一見普通の学校ですが、本当にここが聖地ならあれがあるはずですよね。
なぜならあの謎の文化、モデルとなったこの学校のものをそのまま使っているらしいのですから。
ということであれを探します。
別に隠れてるものでもないので、すぐに見つかりました。
「あっ!」
ありました。
彼女たちが通う「きらめき星中学校」にはその日誕生日の有名人の写真を学校中に配置するという謎の文化があります。意味はよく分かりません。
そして撮影日は1月6日、亀田大毅の誕生日です。
ここが「きらめき星中学校」の聖地で間違いありません。
亀田大毅が何よりの証拠です。
もちろん、亀田大毅で終わりではありませんよ。
「あっ!」
中畑清だ!
彼も1月6日が誕生日だったんですね!へえ~!(1954年1月6日生まれ)
「おっ!」
つじあやのもありました。(1978年1月6日生まれ)
今になって冷静に見ると、なんかアニメの聖地巡礼じゃなくなってきてないか?と思いますがその時は特にファンでもないつじあやのを発見してめちゃくちゃ喜んでいました。
その場のテンションのおかげで写真を見つけるたびになぜか喜びまくります。
「またあった!」
友人「プロボウラーの山本勲じゃん」
僕「知らねぇ~~~!!」
(1982年1月6日生まれ)
「なんかゴールしてる」
友人「バスケットボールプレイヤーのギルバート=アリーナスじゃん!」
僕「知っらん!!!でも嬉しい!!!!」
(1982年1月6日生まれ)
有名人の知識がハンパない友人がいて良かったです。
全部で5人見つけました、充実です。
友人と「見つけた5人のうち4人がスポーツ選手ってヤバくない?」等の会話を交わしながらさらに聖地を楽しみました。
最後の巡礼場所も最高でした。
ここからは個人的にやりたかっただけのことなので載せるか迷いましたが、どうせならという感じで載せちゃいます。
第10話「誕生日はハッピーで」のシーンを少し再現してみました。
この回はゆきちゃんの誕生日を祝う回だったんですが、ミナトの提案で学校に貼りだされてる有名人も一緒に祝うことになったんですよね。
1月6日はゆきちゃんの誕生日ではないので、完璧とは言えませんがなんとなく気持ちが満足するのでゆきちゃんも祝うことにしました。
祝う準備は万端。
アニメ同様、ゆきちゃんを中心に祝います。
「ハッピバースデイトゥーユー」
「ハッピバースデイトゥーユー」
「ハッピバースデイディア 大毅・清・あやの・勲・ギルバート=アリーナスー
ハッピバースデイトゥーユー......」
「パンッ!」
「パンッ!」
「パンッ!」
「パンッ!」
「パンッ!」
「パンッ!」
パチパチパチパチパチ
……やはり今になって冷静に見ると、特に好きでもない有名人5人の誕生日を祝ってるというよく分からない行動にも思えますが、立派な聖地巡礼とも言えるでしょう。
はい、聖地巡礼は以上になります。
どの場所も本当に楽しかったです。
今回は3か所に行きましたが、機会があれば「和喫茶・ルーブル」や「きらめき星商店街」なんかも探してみたいですね。
聖地巡礼をしてみて時折感じていたことなんですが、4人が歩いた地面を自分も歩くことで、彼女たちの命により現実味が帯びていく瞬間があり、それは感動と言われる類の感情になるものでした。こんな気持ちになれるならもっと早く聖地巡礼に行っておけば良かったと思いました。
本当に最高の気分になれるので、皆さんもぜひ自分が好きなアニメの聖地巡礼に行ってみてください。
アニメ好きのみんなでアニメをもっと盛り上げていきましょう!
それではありがとうございました。
また聖地巡礼に行ったらブログ書かせてもらいますね。
「楽しかった!!!!!!!」
-
次の記事これより新しい記事はありません。
-
前の記事これより過去の記事はありません。
広告