詐欺対策機能付き電話機、高齢世帯で実験（2月6日日本経済新聞）
非登録の電話番号の場合、自動的に名前をたずねる。
足立区、シャープと
（1）東京都足立区は「振り込め詐欺」の防止を狙い、シャープが５日発表した詐欺対策の機能を付けた電話機を使った社会実験を始める。
電話機には、登録していない電話番号から着信があった場合、自動的に名前をたずねたり通話を録音したりする機能を搭載している。
足立区内の高齢者がいる100世帯に設置してもらい、区は詐欺被害の撲滅に生かす。
（2）社会実験は電話機を無償貸与し、４～９月の半年間にわたり実施する。
どれほど振り込め詐欺の抑止につながったかなどを検証。
（3）電話機は未登録の番号から着信があったときに自動でメッセージが流れ、相手に名前を名乗ってもらう。
赤色のランプで知らせる機能もつけ、高齢者にわかりやすい仕様にした。
シャープも実験結果を商品開発に役立てる。