米世論調査機関ピュー・リサーチ・センター(PRC)が実施した調査で、マレーシア人の日本に対する好感度が中国や米国を上回ったことがわかった。

調査は、44カ国の4万8643人を対象に今年3月から6月にかけて行われた。マレーシア人回答者の75%が日本を「好き」、「とても好き」と答えた。一方で中国は74%、米国は51%となった。日本への好感度は、マレーシアのみならずフィリピンや、タイ、ベトナムなどの東南アジアにおいて高い傾向であることがわかった。

中国の国境問題について、マレーシア人回答者の66%が「とても懸念している」、「少し懸念している」と回答し、「あまり懸念していない」、「全く懸念していない」が19%となった。一方で、日本においては、85%が「とても懸念している」、「少し懸念している」、13%が「あまり懸念していない」、「全く懸念していない」と回答した。
《広瀬やよい》