トルコ、後藤さんの拘束場所把握 日本に情報伝達、外相と単独会見【アンカラ共同】トルコのチャブシオール外相は4日、首都アンカラで共同通信と単独会見し、過激派「イスラム国」による邦人人質事件でトルコ政府が「信頼できる仲介者」を通じ、解放に全力を挙げていたが実らなかったと明らかにした。トルコの情報機関が後藤健二さん(47)らが拘束されていた場所も把握し、全て日本政府に情報提供していたとも語った。具体的な場所は外相自身も知らされていなかったという。 人質事件以降、外相が日本メディアと会見するのは初めて。後藤さんと湯川遥菜さん(42)の解放交渉の仲介役として鍵を握るとみられていたトルコ政府による協力の事実が明らかになった。 【共同通信】
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