昔書いたこと
これは上下ではなく、『上下に見えているチャート』を横にして、さらに展開すると、拡大していくだけでしかない。
チャートを横から見ると、ただその場で『上下しながら拡大している線』でしかない。
つまり
『上がった下がった』というその場の『見かけの座標の変位』を『当てる』こと=『外れを生む』のではなく、ただ素直にそれを利益に変えていくのが僕の相場理論です。
損切りをしないというのは
損切りをしなくて良いほど外さないのでも、とことん我慢するのでもなく、そもそもが『損』を発生させないトレードを考えているのです。
前回の図
平行している両建ての積み重ね
その『歪み』に発生する利益を決済しておくことで、最終的には平行しているだけの『何も生まない両建て』から利益を得ることが目的です。
けれどもその歪みも、どこで始まりどこで終わるかは分りません。
ですから当然、探り探り『細切れ』状態で決済していくしかありません。
ですが問題は、何もしていない(この図では)Lのマイナスの拡大はストレートに重複しながら増大します。
つまり永久的には耐えられないことになります。
そこで
同時に反対で同じことをやれば利益は増大することになります。
でも2つの並行する両建てとなると、スプレッドも証拠金も大きくなります。
そもそも訳がわからなくなります。
なので、何もしない『一組の両建て』を削除してやれば良いことになります。
つまりドテンです(爆)
ただ
意識的ドテンではなく『自動的ドテン』ということに自動的になってきます。
このゲームをやってみた人なら分りますが、今のレートの上にはLまたはL逆指値
下にはSまたはS逆指値しかありません。
当然ですが(笑)
そこで誰でも思うことがあります。
糞ポジです(ノ´▽`)ノ ⌒(呪)
大抵の人は、その糞ポジが邪魔になってこんなのインチキだと思うはずです。
ところが、ここが両建ての本質となってくるのですが
自動的に方向を変えて、その糞ポジの方向に向かったとたんに
含み損が減っていく=有効証拠金が増えていくという現象が起きてきます。
これは敢えてその方向にポジを持たなくとも起きることです。
さらに素直にその方向にポジを置くことで、有効証拠金の増大は加速することになるのです。
糞ポジ対策、転換対策に悩んで、結果自爆する人がたくさんいます。
今まで出会ったほとんどの人が、そこにばかり目が逝って、そして今でも抜け出せなくなっています。
『見かけの含み損』の怖さに負けて『両建ての本質』に目が逝かない人たちばかりです。
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