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インドネシア 経済成長鈍る
2月5日 20時40分

インドネシアの去年1年間のGDP=国内総生産の伸び率は、前の年と比べて5%のプラスと、おととしから0.5ポイント下がって、リーマンショックの影響を受けた2009年以来、最も低い伸び率となりました。

インドネシアの中央統計局が、5日発表した去年10月から12月までのGDPの伸び率は、前の年の同じ時期に比べて5%のプラスとなりました。
この結果、去年1年間のGDPの伸び率は、おととしから0.5ポイント下がって前の年と比べて5%のプラスにとどまり、リーマンショックの影響を受けた2009年以来、最も低い伸び率となりました。
これは資源価格の下落や、主な貿易相手国である中国などの景気の減速を受けて、石炭などの資源輸出が低迷したことや、インドネシア政府が去年1月に発効させた未製錬鉱石の輸出規制を受け、鉱業の成長が伸び悩んだことなどが主な原因だとしています。
去年10月に就任したジョコ大統領は、インドネシアの経済成長率を7%に押し上げることを目標に掲げており、今後、海外からの投資をさらに呼び込むために、道路や港湾施設などのインフラ整備や、煩雑な許認可の手続きの簡素化などに力を入れる考えです。

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