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ヨルダン国営TV「軍がイスラム国空爆」
2月6日 0時15分

イスラム過激派組織、「イスラム国」がヨルダン軍のパイロットを殺害したことが明らかになったことを受けて、ヨルダンの国営テレビは、「軍が『イスラム国』への空爆を行った」と伝え、アメリカ軍などと共に組織壊滅に向けた軍事作戦を強化していく方針とみられます。

「イスラム国」が、拘束していたヨルダン軍のパイロットを殺害したとする映像を公開したことを受けて、アブドラ国王は4日、軍の指導部と会合を開き、「イスラム国を崩壊させるまで容赦なく戦う」と述べました。
ヨルダン政府は去年9月以降、アメリカなどと共に「イスラム国」への空爆に参加しましたが、12月にその戦闘機がシリア北部に墜落してパイロットが拘束されたため、一時、空爆への参加を見合わせたとみられています。
しかしヨルダンでは、パイロットの殺害を受けて、国民の間から、「イスラム国」に対し空爆を含む最大限の報復措置を求める世論が高まっています。
ヨルダンの国営テレビは5日、「『イスラム国』への空爆を行った」と伝えました。
ヨルダン軍は今後、単独での作戦は限られているため、アメリカ軍などと協力し、「イスラム国」壊滅に向けた軍事作戦を強化していく方針とみられます。

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