半年前の俺
小鳥遊練無役としてペチコート重ね履きしても視聴に耐えうる男優、真剣に考えている。
— はげあたま@Shinryu鯖 (@hageatama) August 25, 2014
先月の俺
練無くん役について本気で調べている最中です。これは、いける!!!?(何が?) / “赤と黒のゲキジョー『~瀬在丸紅子の事件簿~黒猫の三角』 – とれたてフジテレビ” http://t.co/jTc4Ec6xFG
— はげあたま@Shinryu鯖 (@hageatama) January 16, 2015
我々、アラサーのミステリィファンというのは、森ミステリィを聖典として育ったと言っても過言ではない。おそらく犀川先生と出会わなかったら、俺自身も博士(工学)になんてなる事はなかったはずだ。ここまで俺の人生捻じ曲げた存在は、少年ジャンプとスレイヤーズ、そして森ミステリィくらいのものであろう。
そんな我々にフジテレビが突き付けてきたドラマ版S&Mシリーズ。……多くは語らないが、フジテレビには何も期待しないと思いを新たにしたのは当然であろう。
それから1ヶ月。またフジテレビが美しい想い出に傷を付けに来たのだ。Vシリーズ 2時間ドラマ化の報である。
イニシエーション・ラブやハサミ男、アヒルと鴨とコインロッカー等々、さまざまなミステリが映像化不可能と言われながらも映像化されているが、Vシリーズほど映像化が難しい作品などないのではないだろうか。そう、小鳥遊練無くんの存在である。
男の娘なんてぽっと出の概念などでは括れない。恋愛対象もノーマル。ただただ、普段着が気合いの入った完璧な女装という彼。森ミステリィ最大の謎に対し、どうやって映像化するというのだ。
それを妄想するのは楽しい。だが、妄想は実現できないからこそ美しい。実現してはならない夢もあるのだ。
当然ながら、死んだ魚の目で告知記事を開く俺。明らかにコメディ色の強そうなキャスティング、コメディ色の強そうなサンプル写真。そして何より、「瀬在丸紅子の事件簿~黒猫の三角~」という意味なしジョークもビックリのタイトルにさらにどす黒く濁るソウルジェム。
けれども俺の精神は、その1分後に一瞬にして浄化された。何を見たかはご自分で確認してほしい→『千葉雄大 ― Google画像検索』
……いける!!!!!?(何が?)
俺のわかる範囲では、桜蘭高校ホスト部のハニー先輩とのこと。
CGによる強調表現が厳しかった記憶しかないが、ハニー先輩に違和感は感じなかったな、そういや。
実写版練無きゅんのことを考えるだけで胸がドキドキしてくる。これが……恋?
— はげあたま@Shinryu鯖 (@hageatama) January 16, 2015
材料は完璧である。あとは媚びず、わざとらしくなく、ただただ限りなく本気で女装してもらえれば、それだけでいいのだ。
今のフジテレビにそれが出来るのか? どう考えても無理ではないだろうか?
だが、実際に事前情報だけでこの記事を書かせるようなキャスティングを実現したスタッフが作るのだ。わずかな可能性に賭けて、明日の21時に無言で正座待機しようじゃないか、諸君。
価格: ¥ 734
著者: 森 博嗣, 皇 なつき
出版社: 角川書店
出版日: 2002-08
商品カテゴリー: コミック
ページ数: 345
ISBN: 4048535307