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投稿映像 空爆への報復がねらいか
2月4日 5時57分

投稿映像 空爆への報復がねらいか

今回投稿された映像では、オレンジ色の服を着たヨルダン軍のパイロットのムアーズ・カサースベさんが自分が関わっていた「イスラム国」への空爆作戦の詳細について説明させられています。

そして、ムアーズさんは、ヨルダン国民へのメッセージとして、「ヨルダン政府はイスラエル政府に協力し、指示を受けている。もしわれわれが本当にイスラム教を守りたいのであれば、パレスチナのために、イスラム教徒以外の人間を攻撃するべきだ」と話しています。
そのうえで、「ほかのパイロットの家族へ。自分の子どもに『イスラム国』を攻撃させてはいけない。私のようになってしまう。今、私のことを家族や妻が心配している」と話しています。
また、ムアーズさんが、空爆の現場とみられるがれきの中で、銃を持った覆面姿の男たちに囲まれながら歩く場面では、空爆直後の現場で「イスラム国」の戦闘員らがけが人を救助しているとみられる映像が挿入され、空爆への報復のためムアーズさんを殺害したと強調するねらいがうかがえます。
映像には、ところどころに空爆に参加している国の国旗や戦闘機、それに、ミサイルのコンピューターグラフィックスなどが付けられ、長さは22分を超えています。
映像の最後で「イスラム国」は、空爆に参加しているヨルダン軍のパイロットたちの名前や写真を掲載し殺害するよう指示しています。

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