メカAG 疑似科学ニュースの雇用に関する認知的不協和をつついてみる(2): ニュースの社会科学的な裏側 http://www.anlyznews.com/2015/02/2.html | バラバラに見せた図が整理しきれていないだけかも知れないので、一つにまとめてみて現状認識を問いたいと思う。まあ手間をかけてくれるのはありがたいのだが、なんとなく互いに的外れのことを言い合ってるような。見てるものが違うというか。LNTの時もそうだったし…。まあ、いいや、先を読んでみましょ。 * * * | 非季節変動が非階段でも、季節調整値が階段であれば問題になる。つまり、真の非季節変動の雇用者数が階段状になっているか否かが論点になっている。uncorrelatedは季節調整値にこだわりすぎなんだよ。俺の主張していることは、かりに季節変動がまったくない世界でも成り立つ(はず)。だからとりあえず季節調整の話は忘れて欲しいのだが。季節調整が完璧にでてきると仮定しても可。LNTの話でもそうだったけど、uncorrelatedは仮定の話や思考実験がどうも苦手なような。「○○は無視する」という前提で思考をシンプルにすべき。季節調整についてはuncorrelatedもこれで補正ができてると主張しているのだから、季節変動がない世界を仮定することに異論はないと思うのだが。 * * *んで季節変動がない世界を考える。それでも1年を通じて雇用は変動する。たとえば経営者がこれから景気が良くなりそうだと考えれば、年の後半にかけて生産量を増やす計画を立てるだろう。生産量を増やすのだから短期雇用も増やす。だから4月よりも8月の方が雇用は増える。問題はその意思決定をいつするか。それが年度の始め(4月)だと言っている。4月に1年間の生産計画を全部計画を立ててしまう。したがって5月以降の生産量や雇用はすでに4月の時点で決定されたもの。ここで6月頃になにか景気に大きな影響を与える事件が起きたとする。リーマンショックとか、戦争とか、4月の時点で予測できなかった事件が起きた時、その影響が6月以降に反映されるか否か。それが俺とuncorrelatedの争点のはず。少なくとも俺はそういうつもりなんだけどね(苦笑)。 * * *uncorrelatedは反映されると考えているのだろう。だから例えば8月に雇用が激減したら、その変化から2ヶ月前の事件が原因だと推測できると主張しているわけだ。一方俺は反映されないと主張している。4月に明るい予測にもとづいて立てた生産計画通り8月も雇用を増やす。だから8月の雇用を見ても増加しているのだから、2ヶ月まえに起きた事件とは結びつかない。そういう話。これは極端な話だけどね。現実にはもっと短いスパンで計画を変更することはあるだろう(四半期とかね)。重大な事件なら異例の対応をすることもあるだろう。でも変わらない部分も大きい。見直すとしてもそのラグ(遅延)は企業や産業によってまちまちだろう。それゆえ精度が悪い(月単位の精度は確保できない)と言っている。 * * *そして5月以降の雇用が増加するにせよ減少するにせよ、4月の時点で決定事項なのだから、もう1段シンプルにして、4月以降の生産量が変わらない、雇用も変わらないという前提で話をしたつもりなんだけどね。LNTの時も言ったと思うけど、検討すべき点を絞り込むため余計なものを無視することは大事。物理の授業で「摩擦のない床」とかを仮定したよね。それに対して「どこに摩擦のない床が存在するのか」「床に摩擦があることはこの通りデータが証明している」と文句をつけられてもね~。「突っ込むべきところは、そこじゃない」「大事なのはその先」としかいいようがない(苦笑)。ということでuncorrelatedがいくら「季節調整値が~」という話をしてくれても、俺にとってはなんら興味がわかない話題なのだが…。まあ、頭を冷やして、すこし気分転換してから考え直してみたら(笑)。単に引っ込みがつかなくなってるのかもしれないが。関連記事:続々々々々々々・雇用が増えたのはアベノミクスのせいじゃない?