韓国外交部次官 6日に慰安婦被害者施設訪問
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は4日、趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官が旧正月(今年は2月19日)を迎え、6日に旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送るソウル近郊の施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪れると明らかにした。
昨年1月には尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が外交部長官としては初めて、同施設を訪問した。同年9月には趙太庸(チョ・テヨン)第1次官が秋夕(中秋節)を控え、別の慰安婦被害者施設「ウリチプ(わたしたちの家)」(ソウル市麻浦区)を訪れた。
韓国と日本は昨年4月から慰安婦問題などを話し合う局長級協議を6回行っているが、具体的な進展はみられていない。趙次官が慰安婦施設を訪れることで、同問題に対する日本政府の態度変化を迫る狙いもあるとみられる。
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