トップページ国際ニュース一覧台湾で旅客機墜落 23人死亡
ニュース詳細

台湾で旅客機墜落 23人死亡
2月4日 21時02分

台湾の台北で、乗客、乗員合わせて58人が乗った旅客機が、空港から離陸直後、近くの川に墜落し、これまでに23人が死亡しました。
現場では依然として20人の行方が分からなくなっていて、当局が救助活動を急いでいます。

4日午前11時すぎ(日本時間の正午すぎ)、台湾の台北発、金門島行きのトランスアジア航空の旅客機が、台北中心部の空港を離陸した直後、近くの川に裏返しになって墜落しました。
現地対策本部によりますと、旅客機はATR72型機の双発のプロペラ機で、乗客、乗員合わせて58人が乗っていて、これまでに23人が死亡したということです。
また、15人が救助され、病院で手当てを受けています。
現場では、依然として機内に取り残されるなどして20人の行方が分からなくなっているということです。
地元メディアによりますと、消防などは沈みかかった状態の機体の中に入るなどして救助活動を急いでいますが、墜落の衝撃で機体は大きく変形し、捜索は難航しているということです。
地元のテレビで放送された車載カメラの映像では、旅客機は台北の空港を飛び立ったあとバランスを崩しながら高度を落とし、空港近くの高架道路を走っていたタクシーと道路の側壁に接触して、翼の破片が飛び散る様子が映っています。
台北市によりますと、接触したタクシーに乗っていた2人もけがをしたということです。
台湾との窓口になっている日本の交流協会では、この事故に巻き込まれた日本人はいないとしています。
トランスアジア航空は、去年7月にも旅客機が台湾西部の澎湖島の空港近くで着陸に失敗して炎上し、48人が死亡する事故が起きています。

関連ニュース

k10015212381000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ