(cache) サーチナ|台湾で旅客機墜落、機体大きく傾け、主翼を橋にぶつけながら墜落=台湾  



台湾で旅客機墜落、機体大きく傾け、主翼を橋にぶつけながら墜落=台湾


 台湾・新北市内で午前10時50分ごろ(日本時間・11時50分ごろ)で墜落した復興航空の旅客機が、機体を大きく傾けて、主翼を橋にぶつけながら川に突っ込んだことが分かった。消防などが捜索・救助を進め、これまでに10人以上が病院に運ばれたとされる。  墜落したのはフランスとイタリアの合弁会社ATR社製のプロペラ機「「ATR72」。台北から、福建省アモイ市沖合いの島で台湾が実効支配する金門に向っていた。  機体は大きく傾けて、主翼を橋にぶつけた。その直後の基隆川に突っ込こみバラバラになったが、一部は水面の上に出た状態になった。橋の上などでも、機体の一部とみられる残骸が散乱した。橋の上を走っていた一部自動車にも損害が出た可能性があるが、大破した車両はないもよう。 同機には乗客53人、乗務員5人が乗っていた。多くの人が機体に閉じ込められた。10人は機体の中から救助され、別の10人も病院に運ばれたという。ただし、病院に運び込まれた時点で、生命反応が停止していた人もいるという。残る30人あまりの救助は難航しているとされる。  墜落した飛行機には、中国大陸からの旅行団も乗り込んでいた。(編集担当:如月隼人)(写真は台湾メディア、自由時報の4日付報道のキャプチャー)