中韓に替わり「親日・台湾シフト」強まる関空… USJ人気も追い風 (3/5ページ)

2014.8.5 06:55

USJなどを目的に急増している台湾人観光客=関西国際空港(吉村剛史撮影)

USJなどを目的に急増している台湾人観光客=関西国際空港(吉村剛史撮影)【拡大】

  • 台湾人観光客狙いの商品も増えた出国エリアの売店=関西国際空港(吉村剛史撮影)

 航空会社も相次ぎ増便

 新関西国際空港会社が今年3月に発表した国際線の夏期(3月30日~10月25日)スケジュールでは、便数がピークとなる8月に週919便と、開港以来初めて週900便を超えた。

 就航先を都市別でみると、やはりトップは週99便の台北。台湾便は、台湾南部の高雄や台中でも増便が目立っている。

 その後も航空会社は、相次いで台湾便の増便を発表している。

 7月1日には、台湾の航空会社「エバー航空」が台北便を、これまでの毎日2便に加え、さらに火・金・日曜に3便増便した。

 また、同じ台湾の中華航空(チャイナエアライン)も8月17日から台北便を、これまでの現行の週24便から31便に増やす。さらに10月にも台中便を、これまでの週5便から7便に増やす計画だ。

 日本への台湾人観光客について、広報担当者は「空前の伸び。USJ効果はもちろんですが、日本から台湾を訪れるリピーターも増えており、思い切った増便につながっています」と自信をみせる。

台湾人の増加を受け、関空はリニューアルを強化

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