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「スーパー土星」発見=輪の直径200倍超―米大学など

時事通信 2月4日(水)16時9分配信

 地球からケンタウルス座付近の方向に約420光年離れた若い恒星の周りで「スーパー土星」を発見したと、米ロチェスター大とオランダ・ライデン天文台の研究チームが4日までに発表した。スーパー土星を取り巻くちりの輪は30本以上あり、全体の直径は太陽系の土星より200倍以上大きいと推定される。
 スーパー土星「J1407b」の質量は木星の10〜40倍とみられ、太陽に似た若い恒星の周りを約10年かけて回っている。これまでの観測では、びっしりと並んだ輪に隙間が見つかっており、そこに火星から地球ぐらいのサイズの衛星が誕生している可能性がある。今後数百万年以上かけ、ちりの輪が次々に衛星に変わると考えられるという。 

最終更新:2月4日(水)16時56分

時事通信

 

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