【内祝い徹底ガイド】出産内祝いの準備は早めが基本!これで完璧

2015/01/20

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出産すると各方面からお祝いが届きます。このお祝いに対するお礼として贈るのが内祝いです。でも、初めての出産では内祝いをいつ贈ればいいのか、そしてどう準備をすればいいのかわからないことも多いですよね。

そこで、ここでは出産内祝いについて、徹底的に解説しちゃいます。

内祝いの基本ガイド

内祝いはいつ贈る?

内祝いは頂いた出産祝いのお礼と、産まれた子のお披露目の意味がありますので、出産祝いを頂いた人にお返しします。

ただ、出産祝いを頂く時期はバラバラ。出産後すぐ~生後半年くらいまで続々と届くことも少なくありません。

一般的にはお宮参り後に内祝いを贈ることが多く、その後に届いたお祝いに関してはその都度お返しするのがよい、と言われています。ただ、これはあくまでも目安で、お宮参りを100日で行う場合には、生後1カ月をめどに内祝いを贈ることが多くなっています。

何を贈ればいい?

内祝いに関しては何を贈るかという規定はありません。頂いた金額の半分もしくは1/3(高額の場合)を目安にお返しをするというのが一般的です。

何を贈ってもいいとは言われていますが、お茶は弔事で使用されることが多く、刃物は「縁が切れる」ためにあまり良くないとするケースもあります。ただ、これは家庭や地域の差が大きく、最近ではあまり気にされなくなっています。

基本的に内祝いはお礼の気持ちが伝わればOKです。

また喪中の人から出産祝いを頂いた際には、少しだけ注意。49日が過ぎてから贈るというのが原則です。

熨斗の付け方

出産は何度あってもよいお祝い事ですので、内祝いにつける熨斗は紅白の蝶結びです。熨斗の上段に「内祝い」と記し、下段に「子供の名前」を書きます。出産祝いは赤ちゃんに贈られるものですので、お返しも当然赤ちゃんの名前になりますね。

また、赤ちゃんの名前の横には読み仮名を振っておきましょう。

内祝いの熨斗は内熨斗が基本です。現在は外熨斗・内熨斗あまり気にしない傾向にありますが、迷ったら「内熨斗」にしておいて。熨斗の形状は短冊形のものでも構いません。

内祝いの場合は、赤ちゃんの写真や写真入りのメッセージカードを贈ると赤ちゃんの顔のお披露目にもなりますね。

失敗しない内祝いのコツ

いつから準備を始める?

内祝いは、妊娠中から準備を始めておいた方がいいとされていますが、誰から、またどの程度のお祝いを頂くかを正確に予測するのは困難です。

妊娠中にできる内祝いの準備というのは、あくまでも「何を贈るか」を決め、知人や友人、親族等の住所をリストアップしておくことくらい。

でも、これが意外に大事なことなんです。出産後に赤ちゃんのお世話をしながら、体調不良を押して品を決めて住所をリストアップするのはかなり大変。この負担がないだけでも、準備がスムーズにできます。

名入れギフトってどうなの?

出産の内祝いとして人気なのが「名入れギフト」です。贈り物に赤ちゃんの名前を入れるものですが、実はこれ賛否両論。もらっても困るなんていう声もあるんです。

名入れギフトは人気ですが、形が残るものは扱いが難しいので避けるのがベター。お菓子など消費するものに名前を入れたり、ギフトの箱やラッピング等に名前を入れるのは○。

お酒は微妙で、お酒を飲む人に贈るのは○ですが、飲まない人に贈るのは×。名入れギフトは使わないからといって簡単に他の人に譲渡したり、バザーに出したりできないのがネック。特に親しい関係なら問題はありませんが、親戚や知人に贈る際には気をつけて。

また名入れギフトの場合、申し込みから発送までの準備期間が必要となりますので、発注・発送時期にも注意が必要となります。

簡単なのはカタログギフト

内祝いに悩んだらカタログギフトが無難。カタログギフトは、金額とジャンルを選ぶだけでよく、相手の好みをいちいち考える必要はありません。

商品券等でもいいのですが、露骨に金額が分かるのが商品券のネック。カタログギフトであればその心配もないのでおすすめです。

特に出産後はバタバタして忙しい時期。一人ずつ好みのものを選んでなんてやっている余裕はない事がほとんどです。しかし、内祝いはできるだけ早く返すのが基本で、あまり遅くなると失礼になってしまいかねません。

そんな時に強い味方になってくれるのがカタログギフトなんですね。

出産祝いを連名で頂いたら?

内祝いは会社や友人等の連名でいただくケースがあります。会社等の団体で頂いた場合には、その品に合わせて会社やその部署にお返しすればOK。ただ、その場合はみんなで分けることができるように、個包装のお菓子や消耗品を選ぶのがコツです。

また、会社からの出産祝いに対しては、会社で使えるものを贈ってもいいでしょう。お祝いを出してくれた人の人数よりも少し多めに用意しておくと、不足を防ぐことができます。御礼状も忘れずに添えてくださいね。

友人など少人数の連名の場合は、一人一人にお返しするのがベター。金額はあまりきっちり考える必要はありません。友人の場合はお礼をメールで済ませてしまいがちですが、内祝いには添えておくのが一応のマナーです。

出産祝いのお礼はまず電話で!

内祝いは出産祝いのお返しですが、出産祝いを頂いたらまずは電話でお礼を伝えるのがマナー。メールでは失礼に当たりますので、特に目上の人に出産祝いを頂いた際には注意しておきましょう。

その上で、内祝いにメッセージ(一筆)を添えます。内祝いのメッセージに関しては自由ではありますが、頂いたお祝いへのお礼・子供の名前(読み)・相手の健康や活躍を願う言葉というのが定番です。

この時、気をつけたいのが「お返し」という言葉を使わないこと。内祝いは確かに出産祝いのお返しなのですが、これをストレートに使うのは失礼に当たりますので要注意。

「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」とすると失礼がありません。

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