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ソニーが通期最終赤字を圧縮、ゲームとセンサー好調

2015年 02月 4日 16:02 JST
 
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[東京 4日 ロイター] - ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)は4日、2015年3月期の連結当期純損益予想(米国会計基準)について、従来予想の2300億円の赤字から1700億円の赤字(前年同期は1284億円の黒字)に上方修正したと発表した。

今期は、不振のスマートフォン(スマホ)事業で減損を計上するため、巨額の最終赤字に転落する見通し。スマホ販売は一段と計画を引き下げたが、ゲーム事業とイメージセンサーが好調で、従来の予想より赤字額を圧縮する。

映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が受けたハッカー攻撃は、今期業績に与える影響は軽微という。

通期のスマホ販売計画は従来予想の4100万台から3920万台(前年同期は3910万台)に下方修正した。一方で、好調な「プレイステーション4」を含む据え置き型ゲーム機の販売計画は従来の1700万台から1750万台(同1460万台)に上方修正した。

イメージセンサーは、米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)のiPhoneはじめ、中国のスマホメーカーなど需要が好調に推移している。

円安も寄与して通期売上高は従来予想の7兆8000億円から8兆円(前年同期は7兆7673億円)に引き上げた。営業損益予想は従来の400億円の赤字から200億円の黒字(同265億円の黒字)に上方修正した。

(村井令二)

 
 

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 2月4日、ソニーは、2015年3月期の連結当期純損益予想について、従来予想の2300億円の赤字から1700億円の赤字に上方修正したと発表した。バンクーバーで1月撮影(2015年 ロイター/BEN NELMS)

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