韓国軍“醜聞”続出 制服トップの息子逮捕、大佐が女性兵士にわいせつ… (1/2ページ)

2015.02.03

 朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる韓国軍の醜聞が続発している。海軍元参謀総長へのロビー活動疑惑に絡んで息子が逮捕されたうえ、陸軍の大佐が女性兵士へのわいせつ事件で逮捕、国産複合小銃の欠陥と隠蔽疑惑まで浮上した。昨春、北朝鮮製の無人機による大統領府(青瓦台)上空の飛行が発覚した際、朴氏は激怒したとされるが、韓国軍の士気はどうなっているのか。

 韓国検察は1月28日、海軍元参謀総長の息子や海軍元作戦司令官など3人を逮捕した。朝鮮日報(同月29日、日本語版)によると、防衛事業不正合同捜査団は、元参謀総長の息子が造船会社側から支援金約7億ウォン(約7600万円)を受け取った事実を確認したという。

 参謀総長といえば、制服軍人のトップである。どうやら疑惑は奥深いようで、同紙は、事情聴取を受けた海軍元提督が同月28日、ソウル市を流れる漢江(ハンガン)にかかる橋から飛び込み、死亡したとも報じた。

 陸軍では、わいせつ事件が発覚した。

 韓国北東部・江原道の陸軍部隊の旅団長(大佐)が、部下の女性兵士たちに対し、性的暴行やわいせつな行為をしたとして同月27日に緊急逮捕された。同紙が翌日報じた。同部隊では、別の女性兵士が同月15日、少佐をわいせつ容疑で告訴する事態も起きている。

 江原道は軍事境界線(北緯38度線)を挟んで、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が支配する軍事大国・北朝鮮と対峙する地域だが、大丈夫なのか。

 

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