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台湾で旅客機墜落 12人死亡
2月4日 16時17分

台湾で旅客機墜落 12人死亡
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台湾の台北の空港近くで、乗客・乗員合わせて58人が乗った旅客機が離陸直後に川に墜落し、これまでに12人が死亡しました。
また、16人が救出されましたが、依然多くの乗客が機体に取り残されているとみられ、地元当局は救助活動を急いでいます。

4日午前11時すぎ(日本時間の正午すぎ)、台湾の台北発、金門島行きのトランスアジア航空の旅客機が、台北中心部の空港を離陸した直後、近くの川に裏返しになって墜落しました。
台湾の航空当局によりますと、旅客機はATR72型機の双発のプロペラ機で、乗客、乗員合わせて58人が乗っており、台北市当局によりますと、これまでに12人が死亡、16人が救出されて病院で手当てを受けています。
さらに、およそ30人が機内に取り残されるなどして安否の確認が取れておらず、消防などがボートで救助活動を急いでいます。
地元のテレビで放送された車載カメラの映像では、旅客機は台北の空港を飛び立ったあとバランスを崩しながら高度を落とし、空港近くの高架道路を走っていたタクシーと道路の側壁に接触して、翼の破片が飛び散る様子が映っています。
トランスアジア航空は、去年7月にも旅客機が台湾西部の澎湖島の空港近くで着陸に失敗して炎上し、48人が死亡する事故が起きています。
台湾との窓口になっている日本の交流協会では、日本人が乗っていたという情報はないとしています。

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