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【スポーツ】

帝京大 今度こそ打倒トップリーグ

2015年2月4日 紙面から

NECの日本代表SO田村に勝負を挑む帝京大SO松田(左)は闘志満々=東京都日野市の帝京大グラウンドで(大友信彦撮影)

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 打倒トップリーグ! ラグビー大学選手権で無敵の6連覇を飾った帝京大が3日、日本選手権でのトップリーグ勢撃破に向け、東京都日野市の帝京大グラウンドで練習を本格始動した。05年度に早大がトヨタ自動車を破って以来9季ぶりの学生による金星を目指し、絶対王者が初めて自らのポテンシャルを解き放つ!

 「厳しくいけ!」

 「お上品になるなよ!」

 グラウンドに、岩出雅之監督の声が響く。NECとの日本選手権1回戦(8日、秩父宮ラグビー場)に向け、カギを握るFWの密集戦に、普段はコーチ陣に現場を任せ、一歩引いて見ていることの多い岩出監督も、選手の輪に入って熱くゲキを飛ばした。

 無敵の学生王者がトップリーグ撃破を初めて明確な目標に掲げて臨んだ昨季は、トヨタ自動車に13−38で完敗。その悔しさを糧にして、今季はトップリーグ勢への出稽古を前年度以上に重ねてきた。大学選手権優勝決定後も例年より早く練習を再開。1月25日にはサントリーの2軍と練習試合を行い38−31で快勝した。

 「トップリーグの相手にしっかりファイトして戦えたことは自信になった。去年より確実に強くなっている」とSH流主将。昨季は1年生だったSO松田は、「ウエートトレーニングの回数をかなり増やして体重も6〜7キロ増えた。相手はコンタクトが激しいけれど、僕が1歩でも退けばそこから食い込まれる。激しくこられても負けずに出ます」ときっぱり。金星を目指すカウントダウンがはじまった。 (大友信彦)

 

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