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米ヨルダン首脳会談 結束を確認
2月4日 12時10分

米ヨルダン首脳会談 結束を確認
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イスラム過激派組織「イスラム国」が拘束していたヨルダン軍のパイロットを殺害したとする映像を公開したことを受けて、アメリカのオバマ大統領は急きょ、ヨルダンのアブドラ国王と会談し、「イスラム国」の壊滅を目指して結束して対応していく方針を確認しました。

オバマ大統領はバイデン副大統領やケリー国務長官とともに3日(日本時間の4日午前8時すぎ)、ホワイトハウスでヨルダンのアブドラ国王と急きょ会談しました。
アメリカメディアによりますと会談で、オバマ大統領はイスラム過激派組織「イスラム国」が拘束していたヨルダン軍のパイロットを殺害したとする映像を公開したことについて哀悼の意を伝えるとともに「イスラム国」を強く非難しました。
そのうえで、両首脳は「この卑劣な殺害は『イスラム国』の壊滅に向けた国際社会の決意を強固にするだけだ」と強調し、「イスラム国」の壊滅を目指して引き続き結束して対応していく方針を確認しました。
アメリカ政府としては「イスラム国」が空爆などに参加する有志連合の分断を狙っているのではないかという見方も出るなか、ヨルダンに動揺が広がらないよう結束の維持に努め、「イスラム国」への攻勢を強めたい考えです。

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