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冬用タイヤ 4本すべてに装着を
2月4日 16時57分

5日からの雪に備えて国土交通省は冬用のタイヤを装着して雪道を走る際、駆動輪の2本だけだとスリップなどを起こして事故につながるおそれがあるとして、4本すべて装着するよう呼びかけています。

国土交通省によりますと、冬用のタイヤを駆動輪の2本だけ装着して雪道を走った車がスリップなどを起こす事例が毎年確認されていて、3年前は東京・豊島区でタクシーがスリップして対向車などに衝突して4人がけがをする事故があったということです。
国土交通省が行った実験では平たんな雪道で時速60キロで走行中にブレーキを掛けた場合、冬用のタイヤが駆動輪の2本だけだと、4本すべての場合と比べて、止まるまでの距離が4メートルから14メートルほど伸びたということです。
また、カーブを走行した場合、冬用のタイヤが前輪の2本だけだと後輪が滑ってスピンし、後輪の2本だけだと前輪が滑って曲がりきれなかったということです。
国土交通省は5日からの雪に備えて、冬用のタイヤは駆動輪の2本だけでなく、4本すべて装着するよう呼びかけています。
また、高速道路各社は5日からの雪に備えて、冬用のタイヤの装着やチェーンの携行を呼びかけています。

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