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エジプトでのスピーチ、不適切とは考えていない=安倍首相

2015年 02月 4日 11:25 JST
 
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[東京 4日 ロイター] - 安倍晋三首相は4日午前の衆議院予算委員会で、先の中東訪問の際にエジプトで行ったスピーチについて「様々な観点から言葉を選んだ。選んだ言葉が不適切だとは考えていない」と語った。

細野豪志委員(民主)の質問に答えた。

エジプトでのスピーチで「イスラム国と戦う周辺各国に2億ドルの支援を約束する」と表明したことについて、安倍首相は「2人が人質となり、(拘束しているのは)ISIL(イスラム国)であることは排除されないと分析していた」としたうえで、「ことの本質は世界各国がテロの恐怖に屈せずに、排除していく。その努力を積み重ねている。その場で連帯を表明することは極めて大切と考えた」と説明。「どういう発言するか言葉を推敲している。様々な観点から言葉を選んだ。選んだ言葉が不適切だとは考えていない」と述べた。

一方で「このような結果になったことは残念だ。国の最高責任者は私だ。責任を引き受けるのは当然だ」と語った。

さらに首相は「積極的平和主義が間違っているとは思わない。これによって日本人の命が危うくなるというのは逆だ」と指摘。「積極的平和主義で日本人の命が危うくなるという考え方は間違っている」と語った。

 
 

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 2月4日、安倍晋三首相は午前の衆議院予算委員会で、先の中東訪問の際にエジプトで行ったスピーチについて「様々な観点から言葉を選んだ。選んだ言葉が不適切だとは考えていない」と語った。写真は、安倍首相、1月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

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