2015年2月1日

鳥取県への移住・定住勧める 東京で相談会

 鳥取県への移住・定住を勧める相談会「TURNS×鳥取県 地方暮らしフェア」が31日、東京都港区のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で開かれた。会場を訪れた若者や中高年の夫婦らは県内各市町のブースで移住について相談した。

 地方への移住を考えている人々に、県内の子育て環境や就職先などの情報を提供し、移住に関する不安や疑問を解消しようと県が企画。県内2市6町のほか、県商工会連合会、県農業農村担い手育成機構、県宅地建物取引業協会など20団体が参加した。

 鳥取市や倉吉市など市町のブースでは、来場者が移住に関する施策や移住者の体験談などに耳を傾け、就職状況について熱心に質問する姿が見られた。

 西日本への移住を考えているという東京都荒川区の小寺麻実さん(39)は「東日本大震災の影響を受け、自給自足の生活を目指すようになり、農業ができる地域の情報を聞きに来た。町の施策や住民の様子など、いろんな情報が得られた」と話した。