日本一のピン芸人を決める「Rー1ぐらんぷり2015」の決勝進出者発表会見が2日、都内で行われた。
13回目を迎えた今年の「R—1ぐらんぷり」は、過去最高の3751人がエントリー。激戦を勝ち抜いて決勝進出を決めたのは前回王者のやまもとまさみ(40)、エハラマサヒロ(32)、アジアン馬場園梓(33)、あばれる君(28)、厚切りジェイソン(28)、とにかく明るい安村(32)、じゅんいちダビッドソン(39)、NON STYLE石田明(34)、ゆりやんレトリィバァ(24)の9人だ。
決勝戦は昨年と同様にA、B、Cの3ブロックによるトーナメント形式で行われるが、今年は決勝当日に「復活ステージ」を開催。そこから勝ち抜いた3人も加わり、計12人がピン芸人の頂点を争う。
この日の会見には仕事のため欠席した石田を除く8人が登場。やまもとは「前人未到の3連覇を目指します。来年、2016年しか見えてない。優勝して当然!」と早くもV宣言だ。
馬場園は「(相方の)隅田(美保)さんが今年40歳を迎えるので『婚活に集中させてくれへんか?』と言われて…。まだ一回も彼氏ができたことがなくて焦ってる。私も食べていかないといけないので、ピンで頑張っていかないと」とR朒1初挑戦の意外な決意を明かした。
初めて決勝に進出したとにかく明るい安村はアームストロングというコンビで活動していたが、昨年解散し、ピン芸人として再スタート。ライバルには「復活ステージ」から決勝を目指す中川パラダイス(33)を挙げて「中川パラダイスが結婚した時にヤフーニュースに載ったんですけど、なぜか僕がガッツポーズしてる写真が載ってたから」と屈辱エピソードを公開した。
米国から5年前に来日し、普段はIT系の企業に勤務している厚切りジェイソンは芸歴わずか4か月で決勝進出。優勝賞金500万円の使い道については、「まずは貯金。後々投資して自分の会社を設立しようかな」とドヤ顔。異色の存在に周囲の芸人たちもライバルに指名し、“要注意人物”に挙げた。
サッカー日本代表の本田圭佑(28)のモノマネで知られるじゅんいちダビッドソンは「(日本代表が)W杯、アジアカップと負けてしまったんで、R朒1優勝してサッカー界を盛り上げたい」と豪語。優勝賞金の使い道については、「まだ本人様にお会いしていないので、ミラノ行きのチケットを買って応援や謝罪をしたい。優勝のトロフィーを持って、個の力を本田さんに見せたい。だから優勝させてください」とお願いした。
決勝戦は10日午後7時から関西テレビ・フジテレビ系で生放送され、司会はこの日の会見にも登場した雨上がり決死隊とフジ・加藤綾子アナウンサーが務める。優勝者には賞金500万円と副賞として全国ネットでの冠番組が約束される。
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