日本一のピン芸人を決める「R―1ぐらんぷり2015」の決勝進出者発表会見が2日、都内で行われ、出場を決めた芸人たち、司会を務める「雨上がり決死隊」宮迫博之(44)と蛍原徹(47)が勢揃い。笑いを交えながら本番への意気込みを語ったが、笑顔の裏で蛍原が“プチギレ事件”を起こしていた。
激戦を勝ち抜いて決勝進出を決めたのは、前回王者のやまもとまさみ(40)、エハラマサヒロ(32)、アジアン・馬場園梓(33)、あばれる君(28)、厚切りジェイソン(28)、とにかく明るい安村(32)、じゅんいちダビッドソン(39)、NON STYLE・石田明(34)、ゆりやんレトリィバァ(24)の9人。ノンスタ石田は仕事のため会見を欠席した。
連覇がかかるやまもとは「3連覇を狙っているので、2016年しか見えていない。当然、優勝を目指します」と豪語。普段はIT企業に勤務し、わずか芸歴4か月という米国人・厚切りジェイソンは「勢いだけでやり尽くします。以上~!」と大絶叫した。
こんなお笑い会見となったが、舞台裏で雨上がりの蛍原がマジギレ寸前だったという。
「この日の会見は午前9時30分からとかなり朝早いスタート。こうした発表会見は午後や早くても11時からですからね。蛍原さんは『なんでこんな朝早いねん!』などとプチギレ。会見スタート直前まで愚痴が止まらず、聞き役に徹していた宮迫さんもあきれるほどだったみたい」(関係者)
“早朝会見”になったのは、仕切った関西テレビ関係者によれば、芸人たちのスケジュール調整が主たる原因とのこと。しかし、蛍原は所属する吉本興業の例を挙げながら「午前帯は会場を借りる人がいないから安く借りられるねん」「だから吉本の会見は午前が多い」などと不満をぶちまけていたという。
さらに、蛍原をヒートアップさせたのは吉本の後輩芸人、ノンスタ石田のまさかの不在だった。
「石田さんは大阪で別の仕事のために会見を欠席し、まさかのパネル出演に(笑い)。でも、雨上がり決死隊の2人にとって、R―1は12年連続で司会を務める思い入れの深い番組。決勝進出を決めた後輩の欠席が蛍原さんの怒りに拍車をかけていた」(同)
蛍原といえば、現在の柔和な外見とは裏腹に、青春時代は周囲から恐れられる元ヤンキーだったことで知られる。
「他の芸人から、おとこ気あふれる武勇伝を明かされたこともある蛍原さんだけに、大切な番組の会見に石田がパネル出演となったことが不義理に映ったのでは? きっと石田さんも次に顔を合わせる時は土下座並みに謝罪すると思いますよ」とテレビ局スタッフは予測する。
決勝は今月10日にフジテレビ系列で午後7時から生放送される。石田にしたら大一番を前に早くもピンチを迎えてしまったようだ。
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