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生活保護受給世帯は依然高水準
2月4日 11時49分

生活保護を受けている世帯は去年11月の時点で161万4900世帯となり、雇用情勢の改善などで7か月ぶりに減少しましたが、依然として高い水準で推移しています。

厚生労働省によりますと、去年11月に生活保護を受けた世帯は161万4900世帯で、前の月より340世帯減りました。
受給世帯の減少は7か月ぶりですが、依然として高い水準で推移しています。
世帯別に見ますと、最も多いのは65歳以上の「高齢者世帯」で、前の月より1000世帯余り増えて76万2678世帯と全体の47%を占めました。
次いで、働くことができる世代を含む「その他の世帯」が前の月より1100世帯余り減って27万9404世帯、けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が26万7940世帯、「障害者世帯」が18万7517世帯などとなっています。
生活保護を受けた人の数は前の月より1600人余り減って216万6773人でした。
厚生労働省は「雇用情勢の改善で働くことができる世代の就職が増え、僅かながら受給世帯の減少につながったとみられる。しかし、依然として高齢者世帯の受給に歯止めがかからず、今後の推移を見ていく必要がある」と分析しています。

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