本編に入る前に
ブックマーク件数100Ptで底辺脱出。
評価~Ptで、ようやく一人前。
――こんな言葉が、WEBではよく飛び交っています。
「ひとつの目安にはなるが……あまり意味がないな」
それが、私の正直な感想です。
準備として……最初にどうでもいい話をさせてください。
あくまで私の『憶測』なので、耳を傾けて頂けるだけで結構です。
ブックマーク。
作品につけられた『お気に入り』みたいなものです。
ですがこのブックマーク……たまに『妙な動き』をします。
「誰がブックマークを付けてくれたか、まったくわからない」
気になる作者さんも、結構いらっしゃるとは思います。
……気付いた方、いらっしゃいませんか?
文字数が多くなるほど、時間が経過するほど……。
勝手に『ブックマークだけ』が増えている作品ってありませんか?
"人間"が――続きを読みたいと思って付けたのではなく……
「あれ? これシステムが"自動評価機能"でブクマ付けているの?」
……と、感じてしまう時ってありませんか?
寝ていても経験値が少しずつ溜まって、
レベルアップしちゃったゆとり仕様のMMOみたいな感覚です。
いくらブックマークは伸びても……
"感想"と"評価"が、なかなか伸びていない作品が
この『小説家になろう』では、非常に多いのです。
「作者さんの心がヘシ折れて、離れていかないようにする為かな?」
とか、考えたりする事あります。
……もしシステムが付けていたなら――大問題になるでしょうね。
騒ぎ出す方々はいるはずです。
ですが、仮にそうだったとしても――
残酷ながら、まだ優しい仕様だなと私は思います。
悪い言い方をすれば"延命措置"であり"飼い殺し"なのですが、
それで救われている方も、大勢いらっしゃる……と思うからです。
――あくまで、私の推測です。
ですが、あえて運営さんにひとつだけ愚痴をこぼさせて頂けるなら……
もう少しこのポイントシステムを、より良い方向に改修していただければ、
いまの状況では見えない才能にも、少しは光が当たったと思います。
芽を出して光が当たらず、枯れていく方があまりにも多いのです。
冒頭からどうでもいい話をわざわざしましたが――
次回、ようやく『本題』に入ります。
このエッセイは……
ブックマーク、ポイント数に執着、固執している方々への
私からの『目覚まし爆弾』になります。
けっこう吹っ飛びますが、目を覚まして頂ければ幸いです。
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