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座談:西川昌男氏×吉川忠久氏×田中凡巳氏×中西研二『MK-5が示す優しい医療への可能性』

驚くような効果と体験で数多くのユーザーから支持され、信頼を得ている音調装置MK-5。その販売元であるアルマローズ・ジャパンの西川社長と吉川さん、それに、いやしの村でのMK-5のエキスパート田中さんに、MK-5がもつ可能性と患者視点に立って考える今後の医療についてお話をうかがいました。

MK-5が示す優しい医療への可能性

西川昌男氏×吉川忠久氏×田中凡巳氏×中西研二

西川昌男(にしかわ・まさお)●1952年大阪府生まれ。株式会社アルマローズ・ジャパン代表取締役、株式会社トントゥシステム取締役、ピース株式会社代表取締役。25年近くアパレル業界に従事し、2002年から健康機器の販売を始める。その頃からNPO法人自殺防止センターにてボランティア活動を経験する。カウンセリングを通して世の中の自殺防止の実態を知る。2006年に音調装置MK-5に出合う。
株式会社アルマローズ・ジャパン http://alumarose.co.jp/

吉川忠久(よしかわ・ただひさ)●1960年広島県生まれ。2002年、NPO法人医療と食事と健康を考える会事務局長。2008年、疾病予防カウンセリング研究会事務局長。2009年、株式会社アルマローズ・ジャパン取締役。口腔医科学会会員、臨床ゲノム医療研究会ゲノムキャスター 。

田中凡巳(たなか・つねみ)●1953年佐賀市生まれ。心療内科の生みの親、九州大学医学部名誉教授、池見酉次郎博士に師事し、心身医学、大脳生理学、東洋医学を学ぶ。某整形外科病院の講師を経て、全国各地で講演活動を実施している。知的所有権5件を持つ発明家でもある。医学博士(サイマティクス・生体エネルギー医学)。厚年大学講師。社団法人日本経営協会健康部門講師。株式会社NCB(西日本シティバンク)経営情報サービス健康部門講師。

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。ヒーラー。ワンネストレーナー。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来17年間で20万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

音調装置MK-5

音調装置MK-5とは

ロシアの最先端技術で作られた超低周波セラピー機器です。超低周波(耳には聴こえない低い音の波長)を利用し、身体の各部位の状態を瞬時に6段階評価します。さらに、正常な身体の周波数を流すセラピーを簡単に行うことができ、目に見えて評価が改善されていくため、健康管理、健康維持に、ゲーム感覚で楽しみながら体験できます。

人体の持つ固有の周波数で体調を測定するMK-5のメカニズム

中西 いやしの村でも定着しつつある音調装置MK-5(以下MK-5)ですが、今日はあらためて効果や現状を確認してみようということで皆さんにお集まりいただきました。

いやしの村に導入してから丸2年になりますが、実際驚くべき効果が報告されています。われわれからすると、本当に不思議に感じますよね。あらためてMK-5の原理を教えていただけますか?

吉川 基本的にはデータベースの賜物だと思うんですよ。ロシアで蓄積された延べ120万人の人から取ったデータの中には、人の体から放出される周波数のデータが入っています。ウィルスが侵入していたり、食べ物を食べたり…、ちょっとした変化で人の体の周波数は大きく変化しますので、測定した周波数が適正周波数とどれくらい違うのかをみるのが、この機械の一番大きな特徴だと思うんですよね。また、仮想テストというものがありまして、データベースと比較して今の状態がどういうものか分析すると、より客観的な体の状態を把握できる。これはこの機械の大きな強みじゃないかなと思うんですけど。

田中 MK-5の分析方法というのは実に奥が深いんですよね。仮想テストの数値を見て、そこからどう読み解くかというのが面白い。それこそ大学病院でもまったく原因不明といわれたものをMK-5ではピタリと原因を突き止め、それをご家族に確認すると「その通りです」といった、こちらが驚くようなことがたくさんあるんですよね。

西川 MK-5を使われてから経絡や東洋医学を気にされるようになった方がけっこう多いんですよ。通常なら関連性がないようなところから、良くなっていくということがあるわけで…。

それはありがたいことで、田中先生の講演のおかげでもあります。

吉川 未病(東洋医学の考えで健康な状態から病気に進行していく前の状態のことをいう)のお客様にどんどん活用させていただき、体のアンバランスをいかに正常に戻していくのかということが、我々の務めでないかと思っています。

 

スポーツ界など各界に広がりをみせる

中西 いやしの村ではMK-5が日本に来た1年後から使用していますが、いまではどのようなユーザーの方が増えているんですか?

西川 最近では陸上界でも有名なある国立大学の陸上部に採用されています。ほかにもオリンピックの代表監督をされていた方の施設に導入されて身体のチェックと精神的な緊張をほぐすために使われているそうです。あと、引退された元力士の方を、田中先生に教えていただいてセラピーして以来、彼の経営している整体院にも使われるようになったりと、スポーツ界に広がりをみせています。今度、ヨーロッパのアスリートが使用している筋肉に対処する別の機械を導入していこうかと検討しているところです。

中西 そんなのがあるんですか?

西川 そうなんです。MK-5は筋肉に関していささか弱いところがあったのでそれでスポーツ界にもどんどん広めていきたいと思っています。

中西 それはすごいですね。筋肉のセラピーも強化されれば本当に鬼に金棒ですよ。そうしたら、理学療法士とか作業療法士などの分野でも使えますよね。

西川 使えると思いますよ。ヨーロッパでは一流アスリートが使用している機械ですから。

吉川 先ほどの国立大学にしてもトップアスリートの方がご自身で体験されて、なおかつ監督の目からもビフォアー・アフターの違いを確認されて納得されたから導入に踏み切ったのだと思うのですが、最近はその道のプロといったような方々に多く興味を持っていただけるのが大変うれしいですね。そういう方々は感覚が研ぎ澄まされているせいか、自分自身で良いと思ったらすぐ判断されます。活用の仕方も非常にお上手です。

西川 それからクリニック関係にもどんどん広がっています。

中西 現代医学を勉強してきたお医者さんに理解してもらうのは、なかなか大変なことでしょう。

西川 現代医学の常識を超えた現象は、「ありえない」と一蹴されて終わってしまうことは多いですよね。

中西 そういうものが壁になり医療機関に入りにくいというのはあるでしょうね。だからこそ、医療機関の中にも広がってきているのは頼もしいですね。

西川 ありがたい話です。田中先生のような方々の協力に支えられながらの地道な努力が実を結んだのだと感じています。

 

自然治癒力を引き出すのがカギ

中西 吉川さんは、実際現場でケアされていてどう感じていますか?

吉川 一番重要なのはカウンセリング力だと思います。計測してその結果からセラピーをしていくのですが、その中で、利用者の自分自身で治す力をいかに引き出してあげることができるかがカギだと感じますね。それを実践されているところは利用者も多いですし、実際、症状もよく改善されてきています。

MK-5は自動化されていませんが、自動化してしまうとある意味伝わらない部分というのがあると思うんです。隣にいていろいろアドバイスをしていく中で、一緒に治していこうという力も湧いてくるわけですから。

田中 それは、先日中西さんがお話しされた手打ちそばみたいなものですかね。自動化されて衰退していったそばは、結局また手打ちそばに戻っていった、というような…(笑)。

吉川 そうかもしれません(笑)。それから玄米菜食などの食事療法で知られているクリニックにも導入されたのですが、食べ物の持つ力も非常に重要だと思っているので、MK-5と連動しながらそのあたりをうまくカウンセリングしていけるようにしたいと思っています。未病のお客様を、よりサポートできるようにしていきたいですね。

田中 これからのセラピーのテーマというものが、徐々に見えてきたような気がしますね。

中西 あとはオペレーターをたくさん養成することですか。

西川 そうです。きちんとMK-5を使われたお医者さんに講師をしていただき、カウンセリングの勉強と併せてオペレーターの養成をしていきたいと思っています。

中西 これからの未来を想像すると、わくわくするような話ですね。対処療法ばかりの今までの医学から、少しずつ優しい医療に世の中が注目してきている…それをサポートできるMK-5が、これからもますます普及してもらいたいですね。今日はお忙しいところありがとうございました。

(合掌)

「いやしの村だより」2011年3月号掲載

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