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高浜原発 審査書12日にも取りまとめへ
2月3日 21時24分

高浜原発 審査書12日にも取りまとめへ
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福井県にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、原子力規制委員会は、原発の再稼働の前提となる審査に合格したことを示す審査書を今月12日にも取りまとめることになりました。その後も設備の詳しい設計の認可や地元自治体の同意などが必要で、関西電力が目指す再稼働は、早くてことしの夏以降になる見通しです。

原子力規制委員会は去年12月、関西電力が示した高浜原発3号機と4号機の安全対策が、原発事故を受けてつくられた新しい規制基準に適合しているとする審査書の案をまとめました。その後、一般からの意見募集に対しておよそ3600の意見が寄せられ、規制委員会はこうした意見も踏まえて、今月12日にも審査書を正式に取りまとめることになりました。
ただ、その後も「工事計画認可」と呼ばれる設備の詳しい設計の認可や地元自治体の同意などが必要なため、関西電力が目指す再稼働は、早くてことしの夏以降になる見通しで、規制委員会に提出されている認可を求める書類では、ことし11月の再稼働を想定しているということです。
また、高浜原発3号機と4号機は、重大事故の対応拠点を1号機と2号機に接する建物に設置するとしているため、規制委員会は、1号機と2号機の審査の申請が出された場合、一部の審査をやり直すとしています。

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