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新生銀 残業代9億円支払いへ
1月29日 20時43分

新生銀行は、労働時間の管理が不十分で残業代の未払いがあったとして、社員およそ650人に対し、合わせておよそ9億円をさかのぼって支払うことになりました。

新生銀行は、東京・池袋にある支店で実際の労働時間に見合う残業代を支払っていなかったことが判明し、去年10月に労働基準監督署から是正勧告と指導を受けました。
これを受けて、銀行がすべての部署で調査を行った結果、残業代が未払いとなったのは、部長代理や支店長代理など代理職と呼ばれる社員およそ650人で、おととし4月から昨年末にかけてさかのぼって支払う総額はおよそ9億円に上る見込みだということです。
銀行は、代理職の場合、月々の給与と合わせて一定の残業代があらかじめ支払われているため、勤務時間の正確な入力が徹底されていなかったことが未払いの要因だとしていて、今後、入力を義務化するなど勤務管理を改めるとしています。
また銀行は、今回の問題の経営責任を明確にするため、社長と副社長の2人が基本報酬の20%、人事部長が10%、それぞれ1か月間返上する処分を行うことを決めました。

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