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TPP 日米の自動車協議が再開
1月29日 6時01分

TPP 日米の自動車協議が再開
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉で、日本とアメリカの自動車分野の協議がワシントンで再開され、関税の撤廃のしかたなどを巡る意見の対立点を解消するため、詰めの協議を進めることにしています。

TPPの交渉の一環で行われている自動車分野の日米2国間の協議は28日からワシントンで再開され、日本から外務省の森経済外交担当大使が、アメリカから通商代表部のカトラー次席代表代行が出席しています。
今月中旬に東京で行われた前回の協議に続き、日米両政府は事務レベルで対立点の解消を目指していて、アメリカ側で関税を撤廃する際、日本が市場開放の約束を守らなかった場合に関税を元に戻す措置の導入などを巡って詰めの協議を加速させていくことにしています。
日米両政府は自動車分野の協議とともに、来月2日からは農業分野の2国間協議も再開し、アメリカ側が輸出拡大を目指すコメや牛肉・豚肉などについて、関税の引き下げや受け入れ枠の拡大などで歩み寄りを模索します。
TPPの交渉について、アメリカのフロマン通商代表は27日、議会の公聴会で今後数か月間での妥結に意欲を示しましたが、日米両政府の協議がTPP参加12か国の全体の交渉の勢いを左右するとされるだけに成果が注目されます。

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