トップページ国際ニュース一覧墜落エアアジア機 副操縦士が操縦
ニュース詳細

墜落エアアジア機 副操縦士が操縦
1月29日 22時01分

先月、インドネシア沖に墜落したエアアジア機について、事故原因の調査をしているインドネシア当局は、事故当時、旅客機を操縦していたのは副操縦士で、悪天候を避けようと急に高度を上げようとしたために失速し、墜落したものとみて調べを進めています。

エアアジアの旅客機は、先月28日、乗客・乗員162人を乗せてインドネシアのスラバヤからシンガポールに向かう途中、カリマンタン島付近の海に墜落し、これまでの捜索活動で70人の遺体が収容されています。
事故原因の調査を行っているインドネシアの国家運輸安全委員会は、29日、首都ジャカルタで記者会見し、事故当時、旅客機を操縦していたのはフランス人の副操縦士で、機長は、隣の席で監督していたことを明らかにしました。
旅客機は、当時、飛行していた高度3万2000フィートで積乱雲が発生したため、30秒間に3000フィートも高度を上げたあと急降下し、消息を絶ったということです。
国家運輸安全委員会は、旅客機が積乱雲を回避しようと急に高度を上げようとしたために失速したとみて、飛行データを記録したフライトレコーダーや操縦室内の会話を記録したボイスレコーダーを詳しく分析するなどして、調べを進めることにしています。

関連ニュース

k10015072491000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ