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イスラエルとヒズボラ交戦で死者
1月29日 9時41分

イスラエルとレバノンの国境付近で、イスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラが交戦し、イスラエル軍の兵士2人と、双方の停戦を監視する国連のPKO=平和維持活動に参加していたスペイン人の兵士1人が死亡し、緊張がさらに高まっています。

イスラエルとレバノンの国境付近で28日、イスラエル軍の車列がミサイルによる攻撃を受け、兵士2人が死亡、7人がけがをし、レバノン南部に拠点をおくイスラム教シーア派組織ヒズボラが攻撃を行ったことを認めました。
これに対してイスラエル軍もレバノン側に砲撃して応戦し、一時は、双方の激しい応酬にまで発展しました。
国連によりますと、一連の攻撃に巻き込まれて双方の停戦を監視する国連のPKO=平和維持活動に参加していたスペイン人の兵士1人が死亡したということです。
国連安全保障理事会では28日午後に緊急の協議が行われ、スペインのオヤルスン・マルチェジ国連大使は記者団に対し、「スペイン人の兵士はイスラエル側からの攻撃で死亡した」との見方を示し、事実関係を詳しく調査するとしています。
2006年に大規模な戦闘を行ったイスラエルとヒズボラは、その後も国境を挟んで散発的に戦闘を繰り返してきましたが、今月18日にレバノンの隣国のシリアでヒズボラの指揮官らがイスラエル軍の攻撃を受け死亡したことから、ヒズボラが強く反発し、再び緊張が高まっていました。

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