Raspberry Pi でモバイルPCを作った。
材料
Raspberry Pi
なにはともあれ Raspberry Pi ですね。今買うなら断然 TypeB+ がおすすめ。僕のは TypeB ですが、配線がごちゃごちゃしがち。B+ は電源周りも改善されているようですし、PIN の数も多いので将来的に電子工作をやりたくなったときにも使えます。
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モニター
電子工作とかやってる人は秋葉原行ったら安い液晶があるらしいですが、僕はそういうのあんまり得意じゃないので普通に買いました。
RaspberryPi は HDMI が使えるので HDMI 出力できるモニタを探したところ、カーナビ用のオンダッシュモニターが割と安くていい感じでしたね。スピーカーもついてる。
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画面の大きさで結構値段が変わってきます。RaspberryPi で GUI を使いたければ画面解像度の高い10インチにしたらいいと思います。
バッテリー
スマホ充電用のモバイルバッテリーがちょうどいいです。Raspberry Pi と モニタに給電する必要があるので USB が 2ポートあるやつを買うこと。モニターに USB がある場合でも、そこから Raspberry Pi に給電すると電力不足で落ちたりします。
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ちゃんと計測していませんが、cheero Energy Plus 12000mAh で 8時間くらい稼働できました。
その他
他は細かい物がいろいろ必要です。
- SDカード
- Raspberry Pi TypeB+ の場合は microSD
- microUSB
- Raspberry Pi 給電用。100均で買えます。
- キーボード
- マウス
- GUI 使わないなら不要。
- Pidora なら設定すればキーボードでマウスカーソルを操作できます。
- HDMI ケーブル
- USB無線LANアダプタ
- WiFi 環境は別途準備しましょう。。
- モニタ用のUSB給電ケーブル
- 上で紹介したモニタであれば USB→DC(外径4mm内径1.7mm)電源供給ケ-ブル が使えます。
しかし持ち運びにちょうどいい箱はなかった…
ので自作した。
見ての通り木製の箱ですね。日曜大工とかしないので結構苦労しました。蝶番難しい…
アタッシュケース型にしてモニタを背面に螺子留め。チェーンでちょうどいい角度に固定できるようにしました。
木材はホームセンターに行けば指定した大きさにカットしてくれるサービスがあるので利用すると楽です。
作ってみて
3万円足らずでモバイルPCが作れました。箱の材料費で6000円くらいかかったし、モニタなどもケチれば2万円台いけるかもしれない。
ただ意外と重い。中身だけだと1.5kgないはずなんですが、箱込みで3.1kgあった。重い。ちなみに Raspberry Pi 本体は 85g だそうです。
愛着はすごい湧くのでおすすめ。