ヤギ盗難で67歳男2度目の逮捕「飼いたくなった」

2015年2月4日6時0分  スポーツ報知

 民家で飼われているヤギを乗用車の後部座席に載せて盗んだとして、茨城県警常総署は3日、窃盗容疑で同県常総市の無職・中村修容疑者(67)を逮捕した。「ヤギが欲しくなってしまい、自分で飼いたくなった」と容疑を認めているという。

 同署によると、中村容疑者は、2日午後8時半ごろ、常総市の男性(82)方の敷地内で飼われていた3頭のヤギのうちの1頭(約5万円相当)を盗んだ疑い。飼い主の男性が、犬がほえているため外に出てみると、成獣の雌がいなくなっていることに気づき、110番通報した。署員が近くを捜索したところ、後部座席にヤギを載せている中村容疑者の軽自動車を発見したという。

 中村容疑者は昨年11月下旬にも、この男性方からヤギを盗んでおり、返却した後で任意の聴取を受けていた。懲りずにヤギ連れ去りに固執した経緯を、同署で調べている。

 ヤギ窃盗事件では、昨年8月に岐阜県美濃加茂市内の公園でも、2頭が盗まれる事件があった。逮捕された3人のベトナム国籍の男らは「食べる目的だった」などと供述していた。

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