当院での治療
当院の治療はレーザーで行います。目的は気道を広げることです。
一番の原因となるのは、のどが狭いことですので広げるために、口蓋垂の一部とその周囲を切除します。鼻が詰まる場合には、鼻のレーザー手術で鼻閉を改善します。
従来から行われている外科的な治療は、患者様の体に大きな負担をかける上、術後副作用を起こす可能性があると指摘されています。
これに対しレーザー治療は、患者様の体への負担が軽く、術後はすぐにお帰り頂くことができます。
無呼吸症候群の治療の流れ
無呼吸症候群の治療の流れについて説明します。
初診・検査
問診票をもとに、無呼吸であるかどうかを確認するために、
口の中と鼻を内視鏡で検査します。
無呼吸症候群(いびき)と診断され、患者様が手術を希望される場合は、採血を致します。
採血終了後、手術の予約をして頂いて、終了となります。
手 術
<のどの手術>
手術はレーザー治療により10分程度ですが、手術・点滴等を含め、2~2.5時間程を要します。
<鼻の手術>
レーザー治療により2~3分程度ですが、手術・麻酔・待ち時間を含め30~40分程度のお時間を要します。
術 後
術後は、炎症や腫れが引くまで2週間程度お薬を服用し、なるべく安静にして頂く必要があります。
この間、お酒・タバコ・運動のほか、刺激の強い食べ物は控えていただきますが、日常生活への支障はほとんどありません。
その後、定期的に術後の経過をチェックします。
通常、腫れや炎症は2週間程度で治まり、徐々に治療効果が表れます。
効果については、個人差がある為、患者様によって様々ですが、空気の通り道は確実に広がるので無呼吸症の軽減に繋がります。