2015.2.4 05:03

たかじんさんの弟・良行さん「常に僕ら親族一体」

大阪・梅田のライブハウスで行われたたかじんさんを偲ぶ会

大阪・梅田のライブハウスで行われたたかじんさんを偲ぶ会【拡大】

 昨年1月3日に亡くなった“浪速の視聴率男”やしきたかじんさん(享年64)を偲ぶ会が3日、大阪市内の2カ所で行われた。

 大阪umeda AKASOでは、「『たかじん』を偲んで」が行われた。約30年前、たかじんさんが月イチでライブを行っていたゆかりのライブハウス。デビュー当時から支えたコンサートスタッフ、バンドメンバー、放送作家ら約130人が集まった。

 「殉愛」出版差し止めなどを求めて民事訴訟を起こしたたかじんさんの長女は風邪で来場できなかったが、さくら氏から名誉毀損で訴えられている“一番弟子”で歌手の打越元久氏(56)は出席。そして実弟の家鋪良行さん(62)が兄の“真実”を訴えた。

 献杯のあいさつに立った良行さんは「64歳で亡くなった父、長男、昨年5月に胃がんで亡くなった母の入院費、葬儀の費用もすべてたかじんが出してくれた。外では疎遠的なことを言うてたけど、本当は親族を大事にしてくれていた。そういったことを分かってくれたら」と訴えた。

 その後報道陣の取材に、闘病中のたかじんさんを親族が見舞わなかったと一部で批判的に報じられたことに、「常に僕ら親族は一体。疎遠やない。真実を分かってほしい」と改めて力説。死去の際は「(さくら氏側から)次の日に発表やからと連絡があっただけ。話にならん。母はすごくショックを受けていた」と明かし、昨年3月の偲ぶ会についても、「母が近所の人に『行くんやろ』と聞かれ、『何の話?』と。辛いです。絶対許せない」と語気を荒げた。

(紙面から)