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 JR西日本と京都市は2日、JR山陰線の京都―丹波口間に新駅(京都市下京区)を設置することで基本合意した。2016年度に着工予定で、JR西は19年春の開業を目指す。

 新駅のホームは山陰線と七条通が交差する高架上に設け、JR西は1日の乗降客数を約7千人と見積もる。周辺には京都水族館やJR西の梅小路蒸気機関車館があり、16年春には蒸気機関車館に隣接して「京都鉄道博物館」も開館する予定で、新駅で利便性の向上を図る狙いがある。

 総事業費は約49億円。JR西が約19億円、同市が約15億円を負担し、残りの約15億円は国の補助金を充てるという。