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仏でテロか 兵士がナイフで襲われけが
2月4日 4時42分

仏でテロか 兵士がナイフで襲われけが
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パリの新聞社に対する襲撃などを受けて最高レベルの警戒が続くフランスで3日、ユダヤ教徒向けの施設の警備に当たっていた兵士がナイフを持った男に襲われ、司法当局はテロの疑いで男を調べています。

フランス内務省によりますと、南部のニースで3日午後、ユダヤ教徒向けの施設の警備に当たっていた兵士が、ナイフを持った男に襲われました。
近くに居たほかの兵士2人が男を取り押さえ、そのあと、警察が逮捕しましたが、襲われた兵士と、取り押さえた兵士のうち1人が顔や腕にけがをして病院に運ばれました。2人とも命に別状はないということです。
犯行の動機や、男がイスラム過激派の影響を受けていたかなどは明らかになっていませんが、テロ対策を担当する予審判事がテロの疑いで男を調べています。地元メディアは、男が先週トルコに入国しようとしたところ、フランスに送還され、フランスの情報機関から事情を聞かれていたと伝えています。
フランスでは、先月7日にパリの新聞社「シャルリ・エブド」が武装した男らに襲撃され、その2日後にはユダヤ教徒向けの食料品店などで立てこもり事件が起きるなど、一連の事件で合わせて17人が死亡しました。
このため、フランス政府はテロに対する警戒を最高レベルに引き上げ、警察や軍の兵士を動員して、公共交通機関や観光施設のほかユダヤ教やイスラム教の礼拝所などの警備を強化していたさなかでした。

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