新たな情報収集衛星 ３月２６日打ち上げ

2月3日 23時10分

地球上をカメラで撮影して安全保障に関する情報などを集める政府の新たな情報収集衛星が、来月２６日、鹿児島県の種子島宇宙センターから、Ｈ２Ａロケット２８号機で打ち上げられることになりました。

情報収集衛星は、国の安全保障に関する情報などを集める事実上の偵察衛星で、地球上をカメラで撮影する「光学衛星」２機と電波を使って撮影する「レーダー衛星」２機の、合わせて４機体制で運用されています。
今回、打ち上げられるのは、まもなく設計寿命を迎える「光学衛星」の後継機で、来月２６日、鹿児島県の種子島宇宙センターから、Ｈ２Ａロケット２８号機で打ち上げられることになりました。この衛星は、高度数百キロの上空から地球上の６０センチのものを識別できるとされています。
一方の「レーダー衛星」については、故障した場合などのための予備機が１日、Ｈ２Ａロケット２７号機で打ち上げられ、無事、軌道に投入されました。