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【後藤さん殺害映像】「街を奪う侵略者と戦うのは当然」 クルド人女性兵士 (1/3ページ)

2015.2.3 06:45

シリア北東部のラス・アルアインにある軍事キャンプで、「イスラム国」との戦闘に備えて整列するクルド人の女性兵士たち。クルド人部隊は3割以上が女性で占められている=2015年1月30日(ロイター)

シリア北東部のラス・アルアインにある軍事キャンプで、「イスラム国」との戦闘に備えて整列するクルド人の女性兵士たち。クルド人部隊は3割以上が女性で占められている=2015年1月30日(ロイター)【拡大】

  • 産経新聞のインタビューにこたえるクルド人女性兵士、アワズ・ジーヤさん=2015年1月27日、トルコ・スルチ(内藤泰朗撮影)
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地=2015年2月2日現在

 日本人ジャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとするイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の戦闘員と、シリアやイラクで戦っているのがクルド人部隊だ。女性の兵士はその3割以上を占めるともいわれる。なぜ彼女たちは戦うのか。女性兵士の一人に話を聞いた。

 「私たちの街を力で奪おうとする侵略者と戦うのは当然のことだわ」

 先月下旬、アワズ・ジーヤさん(18)は、トルコ南部スルチのクルド人難民キャンプでこう語った。シリア北部アイン・アラブ(クルド名コバニ)東部の戦線から前日に戻ったばかりだという。

 昨年9月、イスラム国の攻勢が突然始まり、ジーヤさんたちクルド人はコバニを脱出、国境を越えたトルコ側で難民暮らしを余儀なくされている。その数は20万人に及ぶとされる。

 髪飾りを着けたその姿からは、カラシニコフ自動小銃を撃ち、多くの過激派戦闘員を射殺した女性兵士の面影はない。だが、至近距離での戦闘で仲間10人を失った体験を語り始めたとき、表情が厳しくなった。

 自らも右手と左足を負傷して戦線を離脱。傷が治癒した後も右手の指が思うように動かないため、弾の破片除去手術を受けるためにキャンプに戻ったのだという。

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