橋下徹・大阪市長 「あいりん総合センター」再開発の方針示す
大阪市の橋下徹市長は、老朽化が進む日雇い労働者が利用する施設「あいりん総合センター」の今後について、建て替えなど方針を示しました。
西成区のあいりん地区では、耐震性の問題から日雇い労働のあっせん所や市営住宅などが入る「あいりん総合センター」の建て替えなどが検討されていて、大阪市が地元の意見を取りまとめてきました。
橋下市長は地元の提言を受け、日雇い労働者のための施設は現在の場所で建て替えに向けた調整を国や府と行い、市営住宅は小学校跡地に移転するなどの方針を示しました。
【橋下徹・大阪市長】
「今回まとめてもらった報告書・中身をあとは実行あるのみ。実行するようにしっかりやっていく」
橋下市長は、路上生活者などの社会的弱者が地域から排除されないよう、細心の注意を払うとしています。
2015年 1月 27日 0時 35分 更新