スギ花粉:東京の飛散2月14日ごろから 昨春の倍

毎日新聞 2015年01月22日 20時30分

 東京都は22日、今春(2〜5月)のスギとヒノキの花粉の飛散が2月14〜17日ごろから始まると発表した。都内全域の飛散量は、少なかった昨春に比べて倍増するが、過去10年の平均とほぼ同じぐらいになりそう。都花粉症対策検討委員会が予測をまとめた。

 飛散が始まるのは過去10年の平均が2月16日で、今年も例年並み。飛散量は区部で昨春の1〜1.3倍、多摩地域で2.6〜3.4倍となる見込み。また、飛散する花粉の量が1平方センチ当たり30個以上となる「多い」「非常に多い」「極めて多い」日は、区部で31日程度、多摩地域で49日程度とみている。例年は区部・多摩地域とも29日程度。【川口裕之】

最新写真特集