元旦那の三回忌に思う

2014-01-23

今日はちょっと娘の話題を離れて

わたしと元夫のことを書こうと思います。

彼は実は最近亡くなって、ちょうど

3回忌になります。

(旦那の家族が見てたりしたら

身元がバレ・・・まずないよね。)



元旦那は、今から振り返ると、

感覚過敏があったのか、

とてもおもしろい服装をしていました。

登山靴?のようなドタ靴、ダブダブのズボン、

ベルトはゆるくて、腰からかなり下がっていました

靴下は足首のゴムの部分がかゆいと言って、

もう伸びきったのをはいていたので、

足首の皮膚が見えていたりしました。


わたしはなにかを察するべきだったのに、

ただ、ちょっと変わっていると

思っただけでした。


デートはいつも午後も遅くなってから。

もちろん彼は睡眠障害だったわけですが、

わたしはそれもちょっと変だと思っただけでした。


若かったわたしは知識がなかったので、

彼の特性を見抜けませんでした。

今から思えば、

高機能自閉症だったのではないかと思います。

でも彼自身も、わざと目をつぶっていたのか、

それとも知識がなかっただけなのか、

それを認めないまま、世を去って行きました・・・。




ひょっとしたら結婚することで、

その苦しみを増幅させて

しまったかもしれません・・・。

私のアスペ父と似た雰囲気が

あるのでつい、親しみを覚えて

結婚してしまったのかも。

(父については、好きなのか嫌いなのか・・・

複雑な気持ちがあるとしかいいようがなく。)

あるいは男の人はみんなこんなものだと

思っているから、自然と彼もそんなわたしに

引き寄せられてしまったのかも。

なんであれ、発達障害の世界を知ってみると

「特性を持つ人は、いるところには

けっこうたくさんいる」という気がします。




認識がないというのは

大変な悲劇でした・・・・。


彼とはいろいろありましたが(また書きますね)

わたしが一番困ったのは育児を始めてからです。

彼は厳格にさえすればよいと

思い込んでいました。

どこまでも厳格に。

どれほど子供が追い詰められていても。

殴れば治る。殴らなくてはしつけができない。

目の前にいる相手(娘)の様子を見ながら

対応するということが、難しかったのでしょうね。



チルチルのような繊細な?子供に

厳格さというのは最悪の取り合わせで、

地獄のような苦しみをなめることに

なってしまいました。


娘も、たぶん父も、そして夫も。

何かと発達障害に縁のあるわたしです。



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Author:ミチル
こんにちは。自閉症スペクトラム(アスペルガーと診断)、ADD(注意欠陥)、LDの三重苦に加えて、二次障害で強迫性障害も発症した娘を持っています。チルチル(娘)はもう大人で、今はそれなりに病識がありますが、育ってくる過程は私も娘も大変でした(;_;)今もまあ、大変といえば大変ですが…。

過去のこと、現在のこと、自由に書こうと思います。暗くなってもしかたがないですものね。明るく、たのしく!!

このブログが、私の楽しみと同時に、現在小さいお子さんをお持ちで奮闘中のママに、少しでも参考になればと思います。

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