京都・舞鶴市長選、1日告示
任期満了に伴う京都府舞鶴市長選が2月1日に告示、8日に投開票される。現職の多々見良三氏(64)=自民、民主、公明推薦=と、新人で共産党舞鶴地区委員長の山内健氏(46)=共産推薦=が、いずれも無所属で立候補を表明。過去2回続いた保守分裂選挙から一転、「非共産対共産」の構図で一騎打ちになる見通し。
多々見氏は、前回なかった3党の推薦を受けた。公的病院の連携や昨年夏の海フェスタ京都など「1期目の実績」を前面に押し出す。「交流人口300万人」を掲げ、観光振興や港湾整備、若者の定住促進などを公約にしている。
山内氏は、労働組合や共産などでつくる団体が擁立。高浜原発再稼働や集団的自衛権に反対し、「安倍政権の暴走から市民を守る」と主張する。多々見氏の観光や医療福祉政策を批判、「市民が幸せを実感できる市政」を訴える。
【 2015年01月30日 21時40分 】