上林の英語観光マップ誕生 京都・綾部のNPO
自然豊かな京都府綾部市上林地区の英語のグリーンツーリズム・イラストマップを、NPO法人京都丹波・丹後ネットワークが作った。外国人観光客向けの地図があまりなかったことから、喜ばれている。
口・中・奥上林の地図に、外国人観光客にも人気の黒谷和紙工芸の里や光明寺の国宝・二王門、神社、手作りパンや竹炭の工房、ラーメンとそば店、農家民泊の建物、バス停などを書いた。それぞれNPOのスタッフが足を運んで調べたデータや写真、それに基づくイラストを配した。A3判でポケットサイズにたためる。
同NPOが上林の農家民泊の外国人客にアンケートし、「地図があれば」という声を受け、府の委託事業として千部作成。あやべ観光案内所やあやべ温泉などで無料配布する。
市によると、市内の外国人宿泊客は増える傾向。数年前に市観光協会が作った英語地図の残部がほとんどなく、市も観光リーフレットの英語版作成準備を進めているだけに、「マップ作成はありがたい」としている。
【 2015年01月31日 10時20分 】